ビタミンCを効果的に摂るために

ビタミンCは果物や野菜などに多く含まれています。肌に良いイメージもありますが、健康にも美容にも良い効果が得られるので積極的に摂りたい栄養素です。ビタミンCの特徴的な効果には酸化防止です。紫外線などの影響で老化を早める活性酸素が体内に発生しますが、活性酸素から体を守ることが期待できます。

コラーゲンの生成を高めたり、鉄分の吸収を助けるなど健康にも良い作用があります。健康や美容に良いビタミンCは、摂っても体にためておくことができない成分なので、食材から毎日摂ることが良い選択です。摂れば摂るほど良いことがありそうな栄養素ですが、摂りすぎは良くないため適量を知っておくと良いです。ビタミンCの摂取量は、健康が目的の場合には800mgが適切な量で、レモン1個には100mgが含まれているのでレモンを8個食べる量です。

美容を目的に摂る場合には、1000mg～2000mgが適切ですが、1000mgを超える量を摂ることは個人差はあるものの、体に悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。体に良い効果が期待できるビタミンｃですが、摂りすぎることで副作用が考えられます。副作用には下痢などの腹痛があります。水溶性ビタミンなので体に吸収しにくい性質があり、1000mgを超えるとお腹がゆるくなる人もいます。

腹痛は一過性なので体外にビタミンｃが出れば収まりますが注意は必要で、他に吐き気を感じることもあります。ビタミンCには美容だけではなく健康に良い効果があり、蓄積できない栄養素でもあるので積極的に摂りたいものですが、摂り過ぎると腹痛を起こすこともあるので、適量を食材から摂ることが望ましいです。サプリメントやドリンクなどを活用するのも良いですが、自然の食材から摂るように心がけると良いです。果物からだけではなく、緑茶やブロッコリー、パプリカなどからも摂ることができるので、野菜などを摂るようにします。